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Qualifying Report 2026.03.22

KAIZUKA Glowing DRONECUP 2026 予選4ラウンド総括

予選4ラウンド、全20ヒートを終えて見えてきたのは、クラスごとにまったく違う熱量だった。LADIESは首位の安定感、NORMALは2位争いの激しさ、EXTREMEはラウンドを追うごとに変わる勢力図。貝塚の空気をそのまま閉じ込めるように、最終アーカイブの順位とともに振り返る。

LADIES

Kumi_nei

Total 0:51.686 / Best 0:16.340。4ラウンドを通して首位を譲らず、そのまま予選トップを確定。

NORMAL

SENA

Total 0:43.436 / Best 0:14.003。2位争いが揺れる中でも、首位だけは最後まで揺るがなかった。

EXTREME

YutoJW

Total 0:55.345 / Best 0:17.735。背後の順位が動き続ける中、先頭だけは最後まで譲らなかった。

3月22日、貝塚グローイングドローンカップ2026の予選4ラウンドがすべて終了した。今回の予選は Race51..70、全20レース。LADIES、NORMAL、EXTREME の3クラスで、ラウンドが進むごとにタイムが詰まり、順位表も静かに、しかし確実に揺れ続けた。

LADIES

首位の安定と、追い上げの最終ラウンド

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Kumi_neiの強さが4ラウンドを通して際立った。第1ラウンドの 0:55.170 で先頭に立つと、第2ラウンドで 0:52.319、第3ラウンドで 0:51.686 まで更新。全ラウンドで1着を守り切り、そのまま予選トップを確定させた。ベストラップも 0:16.340。安定と一撃の両方を揃えた内容だった。

きっしーは2番手をキープし続けながら、最後の第4ラウンドで 0:54.257 をマーク。トップとの差は第2ラウンド時点で約 4.951秒 あったが、最終的には 2.571秒 まで圧縮した。首位交代には届かなかったものの、本戦へ向けて十分すぎる伸びを見せた1本だった。

ReinaStyle FPVは第3ラウンドで 0:59.428、ベスト 0:18.728 を出して3位を固めた。第1ラウンド終了時点では 1:03.498 だっただけに、この更新は大きい。haruも最後まで走り切り、予選全体を通して4位で本戦へ進む。

  1. 1. Kumi_nei 0:51.686
  2. 2. きっしー 0:54.257
  3. 3. ReinaStyle FPV 0:59.428
  4. 4. haru 2:02.184

NORMAL

2位争いは最後の1本でひっくり返った

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NORMALは、数字以上に順位の入れ替わりが激しかった。第1ラウンド終了時点では SENA - MITSUKI - Ari の並び。第2ラウンドでは yuzuiro と Ari が一気に上がり、さらに第3ラウンドでは MITSUKI が 0:46.977 で2位へ再浮上。ここまででも十分に熱かったが、最後の第4ラウンドでさらに順位が動いた。

その中心にいたのが Ari だ。第4ラウンドで 0:46.742、ベスト 0:15.103 を叩き出して2位へ浮上。3位MITSUKIとの差はわずか 0.235秒、ベストラップ差にして 0.023秒。まさに1本で順位をひっくり返した決着だった。

そして首位のSENAは、Round3で出した 0:43.436、ベスト 0:14.003 が最後まで破られなかった。2位以下が激しく動く中でも、トップだけは揺るがない。NORMAL予選の主導権を最後まで握っていたのはSENAだったと言っていい。

上位5人は 43秒台 から 50秒台前半 に密集しており、本戦は誰が抜けても不思議ではない。特に Ari / MITSUKI / yuzuiro の並びは、そのまま本戦のキーポイントになる。

  1. 1. SENA 0:43.436
  2. 2. Ari 0:46.742
  3. 3. MITSUKI 0:46.977
  4. 4. yuzuiro 0:48.583
  5. 5. MASUI FPV FPV 0:50.093
  6. 6. ツチヤ 0:57.625
  7. 7. obaty 1:04.877
  8. 8. KPro-FPV 1:07.518

EXTREME

巻き返しと、1秒差の3位争い

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EXTREMEは、ラウンドごとの空気が最も大きく変わったクラスだった。第1ラウンドを終えた時点では YutoJW が首位、yuzuiroが2位、ツチヤが3位。一方で MADX は完走扱いにならず、いきなり苦しい立ち上がりとなった。

しかし第2ラウンドで流れが一変する。YutoJW が 0:55.345、ベスト 0:17.735 を叩き出して首位を強固にし、MADX も 1:00.118 で一気に2位へ浮上。初手のビハインドを、わずか1ラウンドで上位争いへ引き戻した。

その後も順位の綱引きは続いた。第3ラウンドではツチヤがReinaStyle FPVをかわして6位へ。さらに最終第4ラウンドでは、MADX が 0:58.710 まで縮めて2位を確保し、yuzuiroも 1:03.502 に更新して3位へ浮上した。

特に3位争いは熾烈だった。yuzuiroの 1:03.502 に対し、4位SENAは 1:04.572。差はわずか 1.070秒。ベストラップも 0:20.7030:20.709 で、その差はたった 0.006秒 しかない。

  1. 1. YutoJW 0:55.345
  2. 2. MADX 0:58.710
  3. 3. yuzuiro 1:03.502
  4. 4. SENA 1:04.572
  5. 5. きっしー 1:18.344
  6. 6. ツチヤ 1:24.768
  7. 7. ReinaStyle FPV 1:36.713

予選4ラウンドを終えて見えてきたのは、単なる速さだけではない。LADIESは首位の安定感、NORMALは2位争いの熾烈さ、EXTREMEはラウンドごとに流れが変わる不安定さ。それぞれのクラスで、まったく違う熱量が生まれている。

次はいよいよ本戦。予選で積み上げた数字はここで一度区切られるが、4ラウンドの中で掴んだ勢いは、そのままブラケットの空気を左右する。順位表の行間に積もった緊張感が、どこまで本戦に持ち込まれるか。貝塚の一日は、ここからさらに面白くなる。